新米支援員の障害者就労支援

無資格・初心者の支援員が障害者就労支援について考えるブログです。 就労移行支援 就労継続支援A型 就労継続支援B型

就労支援の具体的な話(とある企業での実態)

前回書いたとおり、僕のいる会社で実際に行っていることについて

書いていこうと思います

 

 

ズバリ、内職です!(笑)

 

あー

よくある事業所かー

と思われたかもしれませんが

 

事業所は少し違います

なにが違うのかといいますと

 

まず内職には大きく分けて2種類あります

①家庭などに持ち帰ってできる内職

②場内(庫内)で作業する内職    ※会社で行うという意味

 

とあります

事業所は②の内職になります

①と②の違いは求められる品質にあります

当然、②の方が求められる品質が高く、

複雑な作業になることが多いです

したがって、報酬価格は高くなります

 

事業所はもともと内職事業を行っていたこともあり

②の内職を数・種類ともに豊富に持っています

それを利用者の方々に実際の仕事としてやっていただいています

 

具体的には

・販促物等の商品の封入、封緘

・両面テープ、シールの貼り込み

・販促物の箱の組み立て

・シール、チラシ等の折り込み

などがあり、これに付随して行う

検品・包装・帯かけ・梱包なども利用者さんに行ってもらっています

 

それ以外にも区役所が発行する広報誌のポスティング

も定期的に行っています

 

 

これらの仕事を利用者の方々の

能力に合わせて作業をして頂いています

また、パソコンでの自習などもして頂いています

 

以上が僕のいる事業所で行っている内容です

基本的に実際に仕事をしながらいろいろなことを学び、

レベルアップしてもらおうと考えています

 

次の記事では、

他の事業所はどうなのか?

について書きたいと思います

 

就労移行・継続A型・継続B型のわかりやすい話 その2

・就労移行支援

・就労継続支援A型

・就労継続支援B型

このように3つの区分があるわけですが

 

大きく分類すると

・移行支援

・継続支援

の2つになります

 

これは利用期限の有無で分類されています

移行支援のみ2年の利用期限があります

※場合により延長で3年になります

継続支援は期限がありません

 

これを踏まえた上で3種類の説明をしていきます

 

 

①就労移行支援

就労を希望する方であって、単独で就労することが困難であるため、

就労に必要な知識および技術の習得もしくは就労先の紹介

その他の支援が必要な65歳未満の障害者の方

 

というような

対象者の説明があります

この説明の通りなんですが、ざっくり言うと

 

働いたことがない方で、これから就職を目指して

経験を積みたい方が利用するサービスであると考えています

もちろん例外もありますが、

一番最初の段階という考え方でいいと思います

上記してもいますが、唯一利用期限があるサービスです

 

 

②就労継続支援A型

企業等に就労することが困難な方であって、

雇用契約に基づき、継続的に就労することが可能な方

・就労移行支援事業を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった方

・特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、企業等の雇用に結びつかなかった方

・企業等を離職した方など就労経験のある方で、現に雇用関係がない方

 

これはこのまんまです 笑

A型は実際にサービスを実施している事業所と雇用契約を結びます

そして最低賃金を保証して業務についてもらいます

業務をして給料をもらいながら就職に向けての訓練をするという

位置づけであると考えています

 

 

③就労継続支援B型

・就労経験がある方であって、

 年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった方

・就労移行支援事業を利用した結果、B型の利用が適当と判断された方

 

B型は就労移行・継続A型どちらにも該当しない、

もしくは該当できない方の為のサービスであると考えています

 

要するに

一般就労も難しい、就労移行での訓練も難しい(もしくは期限満了)

継続A型で雇用契約を結んで業務することも難しいという方で

でも働きたい・日中活動の場所が欲しいという方のためのサービス

であると考えています

 

 

次の書き込みは僕がいる会社で実際に行っている

ことについて具体的に書いていきたいと思います

就労移行・継続A型・継続B型のわかりやすい話 その1

この3種の就労支援サービス

よく分からんなーと感じる方は多いと思いますので

わかりやすく説明しようと思います

※この説明は正規の説明ではありません。一般人が書いているだけなので

 すこし間違っている説明の可能性もありますのでご了承ください。

 

まずこの3つにを理解するにあたって

何故3つあるのかを理解する必要があります

 

それは利用する障害者の方々の

就職を目指すにあたって必要な能力の差

によって3つから選んでもらう為にあると思います

 

例えば、

精神障害のお持ちの方で一般の方となにも能力は変わらない

でもコミュニケーションがうまく取れず、

その影響で精神が不安定になることにより

就職の経験はあるがなかなか職場が定着しない

という方と

②身体障害があり、作業を行うにあたって

障害の影響により、初歩的な作業をなかなかできない

または、できるが時間がかかる

 

この2つの例で

正規就職がゴール地点とすると

①と②にはかなり差があるのが分かると思います

 

この①と②を訓練するのを

同じ訓練、同じ条件で行うのは難しいですよね

 

なので3つの程度分けというか

区分された3種類があるということになります

 

 

 

次回はその3種類の細かい説明です

 

障害者福祉(就労支援)のわかりやすい話

ブログタイトルの通り、新米支援員の私が、

私なりに解釈した障害者福祉の就労支援サービスについて

書きたいと思います

※この説明は正規の説明ではありません。一般人が書いているだけなので

 すこし間違っている説明の可能性もありますのでご了承ください。

 

これは厚生労働省が実施している政策であり、

介護等と同じ考え方の福祉サービスの1つになります

 

この就労支援においての障害者とは

知的障害・身体障害・精神障害など全て含みます

ただし、就労(働くこと)を希望している方ということが重要です

 

一番の目的をざっくりいうと

障害の影響により、職に就きたいのに

一般就労に就くことが難しい方々への支援を目的としています

 

その支援とは具体的に何かというと

 

・職場体験、労働体験の提供

・就労に必要な知識及び能力の向上

・障害特性に見合った職業の提案

・就職活動についての支援

・就職後の定着の為に必要な相談支援など

になります

 

簡単にいうと

障害者の方々のための職業訓練所になりますね

 

また、一括りに障害者といっても

 

・先天的な障害をお持ちの方

・後天的な障害をお持ちの方

・障害者支援学校に通っている(通っていた)方

・健常者と同じように学校に通っている(通っていた)方

・普通に社会人として働いている途中に障害をお持ちになった方

 

と様々な方々がいます

障害の程度も個人差があります

 

それに対応するため、

就労支援サービスは3種類あります

 

 

次回はその3種についての説明を